お二人の対談です。
読んでいてほんっっっとーに心がほっこりとしてきゅんとして。二人は恋人なんじゃないかって錯覚してしまうほど甘い空間が広がっています。

二宮さんが、吉永さんのことを「とにかく可憐で、可愛らしいんです」と言っているのですが。
吉永さんが嵐のコンサートにこられた際、ご挨拶をするときに口紅を捜してたら嵐のみなさんがいらっしゃって少し動揺してしまったというエピソードを話すと…

「聞きましたか?こういうところです、こういうところが本当に可愛いんですよ、小百合さんは!!」
「もう、何を言っているんですか、恥ずかしい(笑)」

…なんだこの幸せな会話。ほんっと幸せですよこんな幸せな感情久々ってくらい(笑)。対談を読んでいるだけでなんかもう絶対的な雰囲気が伝わってくるんですよね。

おいしいものを食べにいきましょうとお二人でおっしゃっていたので是非とも行っていただきたいものです。小百合さんにとても気に入られている様子の二宮さんを見ているともう胸がいっぱいになります。


そして二宮さんの話の中で流石だなぁとなった部分。

まず、吉永さんが現場の二宮さんは「一度も間違えずにできてしまう」とお褒めになるんですけど、それに対する二宮さんの言葉。

「たとえば、僕のおふくろと1000mを走るより、ボルトと走ったほうが、僕の記録は確実に上がるわけで。つまりは、完全にボルトなんですよ、小百合さんは。そりゃあ、いいタイムも出ちゃうよねっていう。」

う~んなるほど。最初読んだときはまぁなんでいきなりボルトなんだってなるけど、ほんと、こんな例えがパッと出てくるのが素晴らしいですよ毎度毎度。自分の母親に対する愛っていうのもなんだか滲み出ているような言葉です。小百合さんには自分の母親とはまた違う魅力があるっていう。うまく言えないけどそういうこと。


そして、二宮さんは何故今までアイドルとして走り続けてこれたのかというお話。

「僕はですね…一回勝ってしまったんでしょうね、何かに。どの場面で何に勝ったのか、それは明確ではないんですけど。ひと言で言うと"勝ったつもり"になっていたんですよ。でも、年齢と経験を重ねて大人になるにつれ、自分自身を客観的に見られるようになり、今度はそこで気づくわけです。"負け続けていた"ということに……。でも、だからこそ、この仕事を続けてこれたんだと僕は思っているんですよ。」

はぁ…。なんだか溜息のでるような。
二宮さんって、言葉にはし辛い感情や思いを見事に言葉にして表現してくれる。
おこがましいと思いながらもこの言葉から振り返ってみると、明らかに二宮さんが自分の方向性というか、立ち位置というか、そういうものを転換した時期ってあると思うんですよね。2008年らへん、ちょうど嵐が売れてきて、そこから数年間安定するまでは、ツッコミキャラだとか、ナルシストキャラだとか、そういうものが目立ったけど、ここ数年気付くとそういった立ち位置って自然に組み込まれているにはせよ、あまり目立たなくなってきたなぁと。まぁそれは普通に年齢の変化に伴うものでもあるんでしょうけど、アイドルとしての自分を何とか変化させながら提供してくれてるなぁと私個人では思っているんです。

二宮さんが"何かに勝っていた"と言っていますが、きっと嵐として人気が出てきて、俳優としてのお仕事もたくさんあって、そういった中で感じていた感情なのではないかなぁと。
大人になって、客観的に自分を見つめて"負け続けていた"ということに気付いたと言ってしまえること自体が素晴らしいなぁと思います。きっと負け続けてはいないんですけど、彼の中では"まだまだ"という気持ちがあるわけで。だからこれからも進み続けていくということなんですけど。

嵐のみんなも二宮さんもずっと言っている、「今目の前にあることをとにかく頑張る」ということ。
先の見えない何かを続けるって、簡単そうでなかなかできないことです。

でも、嵐を、二宮さんを見ていると、その先導師として私達を導いてくれるような気がするんですよね。
だから嵐のファンってやめられないんだろうなぁ。






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