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本当に素敵なドラマでした。約1年前、二宮さんがドラマをやると発表があった日から、本当に本当に楽しみに待っていました。個人的に今年の二宮さんの芝居事で一番楽しみにしていた作品でした。
期待通り、期待以上で素晴らしかったです。

二宮さんはもちろん、共演者の方々が豪華すぎる。弟子4人の関係性が素敵でしたね。アドリブを交えて素でやり取りしたり笑いあったりしたりしてて、音楽や編集が更に引き立ててくれてテンポのいいドラマだったなぁと。
落語覚えるの、大変だっただろうなぁ。

師匠と弟子の関係というものにとてつもない温かみを感じるお話。ダンカンさんが辞めるシーンがとても好きだったなぁ。風邪で稽古を断ってから二度と稽古をつけてもらうことはなかったっていうその話も好きで。師匠の信念みたいなものが感じられると共に、談春さんの、もう取返しがつかないみたいな焦燥感、たまらなかったです。こうやって続けていくこと、親を選んでずっとついていくこと、そういう選択をして自分の一生を賭けるような生き方、とても素敵で憧れる。


いつかも話したかもしれませんが、ドラマのお話が決まってから談春さんの落語を観に行きまして。その日の日記なんかを見返してみると、まだドラマがいつ放送されるかなんて全く決まっていなくて、おそらく秋以降の放送になるだろうという段階でした。こうして年末の素敵な時期に放送されて、みんなで一緒に見ることができて本当によかったなぁとしみじみ。二宮さんの落語を見て「凄い」と何度も言っていたり、談春さんにずっとついているスタッフの方が「落語家になっていなくてよかった」と話されたというお話をしてくださったり、そして何より、「二宮ファンの期待は裏切らない」「こんなニノ見たことない」と言うはずだと仰っていたその言葉を噛みしめながら今日は見ておりました。あの日談春さんの役を二宮さんがやると言った時に、純粋な談春さんのファンの方々からなんとも言えないようなどよめきのようなものがおこったことを覚えています(笑)。あの人達には二宮さん、どう映ったのかなぁ。



最後に原作より、談志から談春に送る
「嫉妬とは何か」

己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安心する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も変わらない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う